セカンドキャリアのすすめ方

 

『セカンドキャリア』

普通の職業とは違うプロサッカー選手の世界。

引退はすべての選手に訪れるものだが、引退の仕方はそれぞれ….

人知れず引退する選手、惜しまれつつ引退する選手、本当に納得して引退できる選手は殆どいない。

毎年多くの選手が”引退”という選択肢をとるが、今年はひときわ多くのお気に入りの選手が引退し、セカンドキャリアに向けて出発している。

 

イングランドではマンチェスターユナイテッドを支え続けたポール・スコールズ、ガリー・ネビル、エドウィン・ファン・デル・サールも引退。

2010W杯、日本戦でPKを蹴ったデンマークのトマソン、スペインの”リトルブッタ”デ・ラ・ペーニャ、フランスのマケレレ、アルゼンチンのアジャラ、そしてブラジルの”怪物”ロナウド。

 

(ロナウドの引退試合)

彼らはビックネームで、第二の人生であるセカンドキャリアについても心配ないだろう。

 

Jリーグでも毎年何人もの選手がユニフォームを脱ぐ事となる。

先日番組の収録で武田修宏さんにお会いしたが、彼の様に活躍できる人物は稀であり、現に経済的に困窮している元Jリーガーも多くいる。

誰でも知っている五輪アトランタ代表のMさんも一時期は仕事が無く”日当3万”で色々と営業をかけていたようだ。

 

鹿島アントラーズからも大岩選手が引退したが、一番今後の行く末を気にしていた選手”笠井健太”の情報が先日Twitter上で舞い込んできた。

札幌のテストを受けに行った情報が最後、ほとんど消息が分からなくなっていたところだった。

 

 

彼とは以前、何度か異業種交流会で酒の席を共にした。

怪我をしていた時期でもあり、彼は自分のセカンドキャリアについて真剣に考えていたのだろう。

屈託の無い笑顔と好奇心の固まりの様な瞳が印象的で、どん欲に自分の知らない世界をかいま見ようと努力する彼にとても好感が持てた。

 

そんな彼が、最近ポルトガル講座を開いた。

Twitterで気づいた時には”時すでに遅し”….残念ながら再会はかなわなかったが、講座の内容は大好評だったようだ。

もっとも彼のスキルを考えれば当然だろう。

 

もちろん現役を諦めた訳じゃないらしい。

そう、彼のセカンドキャリアはまだ早い、まだまだやれる”選手”なのだ!

 

 


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