2011年8月4日、松田 直樹 永眠。
彼のハードタックルに鹿島の選手もどれほどやられた事か。
自分は正直彼のプレーはあまり好きではなかった。
でも彼がマリノスを去るとき、彼の気持ちが溢れ出したインタビューには心を打たれた。
改めてその時のコメントをここに記そうと思う。
「16年間、本当に生意気で、わがままな自分を応援してくれて、本当にありがとうございました。バカでずっと生きてきましたけど、みんなが応援してくれたから……。自分のマリノスの1試合1試合は気持ちを込めて戦ったと思うし、もちろん俺にキレた人もいると思うし、でも、みんなの声援が自分の力になりました」
「マリノスのサポーターはマジで、最高です。こんな時間でみんなに対しての気持ちは伝えられないんですけど、とにかく、みんなが最高としか言えないんで。あとは、本当に感謝の気持ちしかないです」
「ただ、俺、マジでサッカー好きなんですよ。マジで、もっとサッカーやりたいです」
「本当にサッカーって最高だし、まだサッカー知らない人もいると思うけど、俺みたいな存在っていうのもアピールしたいし、サッカーって最高なところを見せたいので、これからも続けさせてください」
「本当にありがとうございました」
気持ちのこもった挨拶はチームの垣根を越え、多くのサポーターの心に響いたはずだ。
今はもう、その太く短く生きた彼の人生は幸せだったと思うこととしよう。
松田よ安らかに
合掌。